【社会人野球】創設100年のコンマが優勝 クラブ選手権1次新潟大会

第40回全日本クラブ野球選手権の1次予選となる新潟大会が6月27日から5日まで新潟市鳥屋野球場で開催され、決勝で新潟コンマーシャル倶楽部が野田サンダーズに4対3で逆転勝ちし優勝した。新潟コンマーシャル倶楽部は創設100年の年を優勝で飾った。優勝した新潟コンマーシャル倶楽部と準優勝の野田サンダーズ、3位のオール長岡野球倶楽部、オール飯豊の4チームが8月1日から新潟市で開催される2次北信越大会に出場する。

完投した新潟コンマ・泉田靖雄投手 チーム創設100年の記念の年を優勝で飾った

◎5日の試合結果◎
<決勝戦>
新潟コンマーシャル倶楽部4-3野田サンダーズ
コンマ 100 100 200 =4
野田サ 010 200 000 =3
(バッテリー)
コンマ:泉田-佐藤栄
野田サ:甲斐、曽根-山田


野田サンダーズの先発・甲斐誉史投手 7回まで安定した投球を見せた


7回表、新潟コンマ・清野祐選手が左越2点適時二塁打で逆転


優勝した新潟コンマーシャル倶楽部


準優勝の野田サンダーズ

◇新潟コンマーシャル倶楽部・内藤満監督の話◇
「リードしていたが4回に逆転されたところで、いつもならズルズルと行きかねないところがあるが、よく粘って最後まで諦めず7回に2点を入れることができた。ゲームセットかかるまで、選手もベンチも1つになっていい試合ができた。(創設100年の優勝で)記念の時に勲章になった。ウチらしく攻守交代も機敏にやって、相当疲れたと思うが最後までよく足が動いた。(北信越2次に向けて)1か月しかないので、技術的に格段に上手くなることはないが、新潟の第一代表として強い気持ちを持って戦いたい」

◇大会MVPの新潟コンマーシャル倶楽部・泉田靖雄投手の話◇
「厳しかった。楽には勝てないと考えていた。逆転されてから気持ちを仕切り直して踏ん張れたのがよかった。調子はよかった。点を取られながらも粘ることができた。(MVPは)格別で最高。(2次へは)何としても全国へ頑張りたい」

<準決勝>
①新潟コンマーシャルクラブ7-0オール長岡野球倶楽部(7回コールド)
オール長岡 000 000 0  =0
新潟コンマ 000 200 5× =7

②野田サンダーズ9-6オール飯豊
飯豊 060 000 000 =6
野田 105 000 03× =9


◎6月27日、7月4日の試合結果◎
<1回戦>
佐渡軍団4-1新潟クラブ野球団

<2回戦>
オール長岡野球倶楽部7-5五泉クラブ
新潟コンマーシャル倶楽部9-7佐渡軍団
オール飯豊3-2ファイティング・スピリット
野田サンダーズ8-0新津クラブ

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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