【ルートインBCL】新潟が大勝しマジック12 デニングが感謝の言葉

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは23日、長岡市悠久山球場で福島ホープスと対戦し、17対0で大勝。打っては纐纈(こうけつ)が4安打1本塁打の固め打ち、投げては間曽が今季4度目の完封で5勝目を挙げた。21日に点灯した新潟の前期優勝マジックは群馬が敗れたため2つ減って12となった。試合後、ヤクルトへの入団が決まったデニング選手がサポーターを前に挨拶。「皆さんから受けた温かいサポートが私をNPBへの入団に押し上げてくれた」と感謝の言葉を述べた。

今季4度目の完封勝利で5勝目を挙げた新潟・間曽晃平投手

◎23日の試合結果◎
新潟アルビレックスBC17-0福島ホープス
福島 000 000 000 =0
新潟 040 007 33× =17
(バッテリー)
福島:●隆史(0勝2敗)、相沢、八木沢-笹平、志衣磨
新潟:○間曽(5勝1敗)-平野、仲村
(本塁打)
新潟:纐纈3号(6回・ソロ)


4安打1本塁打の纐纈隼基選手

◇新潟・赤堀元之監督の話◇
「間曽がしっかり投げてくれて、打者もチャンスに1本出ていい形で勝てて嬉しい。(間曽好調だが何かアドバイスを?)シーズン前に投げる時に上を向いているフォームだったので、平らにというアドバイスをした。安心して見ていられる。(マジックは)1ケタになったら少し考えるかな。1試合1試合をいい形で戦いたい」

◇新潟・間曽晃平投手の話◇
「四球が1つあり、無四球でいきたかった。フォームは後ろに残すクセがあったので、(監督に)指摘されて意識するようになってよくなった。デニングが最後だったので、最後にいい形で送り出したかったし、僕らはお前の分まで頑張るよ、という思いだった。向こう(NPB)で待っていてくれという気持ち」

◇新潟・纐纈隼基選手の話◇
「(本塁打は)カーブ。久々の感触だった。最近は不振だったので。デニングがNPBに行ってくれることで注目される1つのきっかけになる。デニングには活躍してほしいし、次は自分が行くぞと思っている」


◇ヤクルト入団が決まったデニング選手の挨拶◇
「まずは3年間、皆さんからサポートをいただいたことにお礼を言いたい。外国人にもかかわらず皆さんから受けた温かいサポートが私をNPBへの入団に押し上げてくれた。ありがとう。一番の思い出はハードオフ・エコスタジアムで第1号のホームランを打ったこと。NPBに入ることは1つの目標だったが、これに満足することなくヤクルトでいい結果を出せるよう毎日全力でプレーしたい。これからも応援をお願いします」

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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