【高校野球】関根学園と日本文理が北信越出場決める 秋季県大会・準々決勝

来春の選抜大会出場の参考となる「第139回北信越高校野球・新潟県大会」は19日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで準々決勝の2試合が行われた。第1試合は関根学園が新潟をくだし、今春に続き2季連続4回目の北信越出場を決めた。第2試合は日本文理が今夏ベスト4の新潟産大附に勝ち、5季連続36回目の北信越出場を決めた。20日も同スタジアムで準々決勝2試合が行われ、ベスト4が出そろう。

準々決勝②日本文理4-2新潟産大附
2回表、日本文理が長谷川優也(1年)の左越え2ランで先制した

◎19日の準々決勝の試合状況◎
<ハードオフ>
①関根学園5-0新潟
→関根学園が2季連続4回目の北信越大会出場

(バッテリー)
新潟:笹川-古俣
関根:大越-吉原
(二塁打)
新潟:小室(4回)
関根:大越(4回)
(三塁打)
関根:櫻井2(5回、8回)

(試合内容)


新潟の先発①笹川拓馬


3回裏、関根学園は2死2、3塁から高木悠斗の遊内野安打と悪送球で2点を先制


4回裏、関根学園は白石圭悟の右前適時打で追加点を挙げる


関根学園の先発⑨大越皇輝


6回表、新潟は1死2塁も四番・中川颯太の当たりは二直で併殺に


関根学園は背番号⑨の大越が完封 2季連続の北信越出場を決めた


夏に続きベスト8進出も、目標の北信越出場はならなかった新潟

◇関根学園・安川斉監督の話◇
「(大越の先発は)おととい4回戦の翌日に告げた。いつも冷や冷やの投球しかしない選手だが、9回まで1人でよく投げ切ってくれた。碓井との継投も考えていたが、先に3点を取ったので、最後まで行けと言った。結果は完封だが、やはり冷や冷やもの。前半ボール先行したが、先取点を取った後、ストライク先行になった。(打撃で5得点は)ウチはこんな打線。(北信越大会出場で)春も出させてもらって、夏はあああいう形で終わったので、秋は北信越出場とチームの目標でやってきた。叶えられて選手たちに感謝したい。北信越での戦いは全くまだまだ」

◇関根学園・大越皇輝投手の話◇
「きょうは立ち上がりが少しボール先行したが、その後打たせて取ることを意識して、中盤にしっかりストライク取れたのでよかった。(完封は)初めて。甘いコースにいかないよう、7割、8割の力でしっかりコースに丁寧に投げるように意識した。(3回戦で)変化球で打ち取ることができた。特にスライダー。きょうもそれができた。夏以降、外野手もやり、投手としてなかなか投げられなかったが、秋に合わせて練習してきた。中学の上越シニアでは投手と外野手だった。8、9回と少し球速を上げるなど工夫をして投げた。(制球をつけるため)ブルペンで打者に立ってもらって投げるようにしてきた。(左投手の碓井投手がいるが)碓井1人に任せるわけにいかないので、右投手は自分がしっかり投げたい」


②日本文理4-2新潟産大附
→日本文理が5季連続36回目の北信越大会出場

(バッテリー)
文理:南、安城、池田-佐藤
産大:石橋-梨本、畠山
(二塁打)
文理:佐藤(2回)
(本塁打)
文理:長谷川(2回・2ラン)

(試合内容)


日本文理の先発①南隼人 1回にこの日最速となる141キロを計測


新潟産大附の先発①石橋成哲


2回表、日本文理の長谷川優也が先制2ランを放つ



3回裏、新潟産大附は和田昂樹の中前安打で二塁から山賀陽向が生還



8回表、日本文理は1死2、3塁から齋藤現起の中前適時打で二者が生還


8回裏、新潟産大附は石橋成哲の中前適時打で1点を返す


日本文理は8回から登板した⑪池田真士が9回は三者凡退で試合を締めた

◇日本文理・鈴木崇監督の話◇
「先制点が取れたので・・・ただ取れてからが問題。そこは1試合1試合の課題の中で出てくるもの。南が5回までと思っていた中で、もう1回行って、いい投球だった。なかなか追加点が取れず、重苦しい雰囲気だったが、それでも得点を与えなかったので(よかった)。8回の失点は四球からでいただけないが、勝負に行っての結果なので。前回までの試合は3失点などのビッグイニングを作ってしまったが、きょうは1点、1点だったので反省点はいかされている。また練習する。(長谷川の本塁打は)大きかった。これまでも(打撃の)内容は悪くなかった。併殺などは結果論。もう2試合あるので徐々にというところ。齋藤もよく打ってくれた。(北信越大会出場だが)3週間の調整時期もある。まずは今週末、もう2勝して(優勝旗を)返してもらわなければいけない。そこにこだわっていきたい」

◇日本文理・長谷川優也選手の話◇
「(本塁打は)打ったのはインコース、真っすぐ。(公式戦では)初。タイミングよく、振り抜いた結果入ってよかった。準々決勝まで1本しかヒットを打てず、エラーもして、足を引っ張っていた。きょうは先制点をチームとして意識している中、自分が先制本塁打を打ててよかった。練習試合から粘り強く、ということをチームで徹底してきた。本塁打後の2打席目で引っかけてしまった。次の打席もしっかり打てるように心掛けたい。この大会は初戦から気負って、無駄な力が入っていた。ティーや素振りでも無駄な力を入れないようにスイングしてきた。(2安打だが)残りの2打席がダメだったので、10割を目指したい」


◎20日(木)の準々決勝の予定◎
<ハードオフ>
①新潟南(10:00)加茂暁星
②帝京長岡(12:30)三条

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】関根学園と日本文理が北信越出場決める 秋季県大会・準々決勝” への2件のコメント

  1. またまたハラハラドキドキとにかく勝って北信越出場おめでとう✨
    最後は、県大会優勝で終わって欲しいな👍

  2. 関根おめでとうございます😄

    次文理に勝って優勝目指してください

    応援してます

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