【NPB】西武6位指名の綱島が入団合意「松井稼頭央さんのように」

西武からドラフト6位指名を受けた糸魚川白嶺高校3年の綱島龍生内野手(17)が15日、糸魚川市内で西武の鈴木敬洋編成部育成アマチュア担当と入団交渉に臨み、合意した。契約金と年俸は家族の意向で非公表。初めて西武の帽子を被った綱島は「少しでも早く一軍に上がれるようしっかり体づくりに取り組みたい」と決意を新たにしていた。12月上旬に埼玉県所沢市で正式契約と入団会見に臨む予定。

初めて西武の帽子を被った綱島龍生(右)と西武の鈴木敬洋育成アマチュア担当

糸魚川市内で約1時間の交渉を終え、入団を内諾した綱島は安どの表情を見せた。意気込みを問われ、「もっと自分を高めていかなければならないと思っている。(西武は)すごい選手ばかり。追いついていけるよう頑張りたい」と語った。

綱島を見続けてきた鈴木育成アマチュア担当は「(将来は)遊撃手を守ってもらいたい。松井稼頭央さんのようなタイプになってほしい。足も肩もある。あとは力強さの面で強く振ることを心掛けてもらいたい」と期待を寄せた。

綱島は「まだパワーが足りない。(松井稼頭央さんの)真似をできたら」と話し、初めて被った西武の帽子について「似合うかな」と笑顔を見せた。「糸魚川大火もあった。少しでもいいニュースを届けたい。少しでも早く一軍に上がれるようしっかり体づくりに取り組みたい」と気持ちを新たにしていた。

「松井稼頭央さんのように」と期待を寄せられた綱島 西武の顔を目指す

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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