【中学軟式】上山中は準決勝で惜敗 全中出場ならず 北信越大会

中体連の「第38回北信越中学校軟式野球大会」は3日、長野県諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで準決勝が行われ、新潟県代表の上山中(新潟1位)は根上中(石川1位)に1対2で惜敗。全国中学校軟式野球大会(全中)出場はならなかった。

惜しくも準決勝で敗退 3位表彰を受ける上山中

◎3日の試合結果◎
<準決勝>
上山中[新潟1位]1-2根上中[石川1位]
根上 001 100 0 =2
上山 000 010 0 =1
→根上中が全中出場。上山中は惜敗も健闘
(バッテリー)
根上:寺西、荒木、寺西-竹野
上山:阿部-髙橋陽

◆上山中・倉島陽介監督の話◆
「投手がよく頑張って、昨日からの連投だったが投げ切ってくれたが、もう少し勝負所で厳しくいけたら防げた点数だった。きょうのプランとしては1対0で勝つイメージだったが、序盤に崩れてしまった。あとはチャンスで自分の采配に勇気がなかったことが敗因。あのレベルの投手を打つイメージで練習してきたが、細かいプレーで球威が勝った。選手はベストを尽くしてよく最後まで戦ってくれた」

◆上山中・髙橋陽斗主将の話◆
「やっぱり全中に行きたかった。勝つチームは大事なところで1本が出る。最初はまとまりのないチームだったが、勝つにつれてチームが成長し、最後はここまで来ることができ本当によかった。全国の舞台に行けなかったので、高校では甲子園に行ってテッペンを獲りたい」

◆完投した上山中・阿部柚士郎投手の話◆
「悔しいがみんなで最後まで楽しめた。最終回もあきらめる場面ではないと思った。(2日連投だったが)疲れているなりに低めにまとまって投げることができた。打たれたのは高めで、その1球だけが悔いがある。高校でも野球を続け、甲子園に出て全国で頑張りたい」


<準決勝>
兼六中[石川2位]2-1佐久長聖中[長野1位]
兼六 000 002 0 =2
長聖 000 001 0 =1
→兼六中が全中出場

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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