【社会人野球】バイタルネットの大川と櫻吉が補強選手に 都市対抗代表の伏木海陸運送が挨拶

社会人野球の最高峰の大会である「第88回都市対抗野球大会(7月14日から東京ドームで開催)」に北信越代表として出場する伏木海陸運送(富山・高岡市)の補強選手に、バイタルネット(新潟市)の大川将史投手(24)と櫻吉宏樹選手(23)が選出された。20日に伏木海陸運送の中島大悟監督が新潟市西区のバイタルネットに挨拶に訪れ、両選手は「チームに貢献したい」と意気込みを示した。

伏木海陸運送の中島大悟監督(中央)を囲む大川将史(左)と櫻吉宏樹(右)

中島監督は大川投手について「左投手が欲しいと思っていた。(北信越大会にために)大川投手を徹底マークする中、やりにくい投手を思っていた。一番に浮かんだ左投手。ワンポイントも先発もできる、軸として考えている」と評価。櫻吉選手については「高校生の時から知っていて、左打ちでロング(長打)が打てる。北信越の左打ちでは一番」と期待を寄せた。

補強選手として初めて都市対抗に出場する大川投手は「北信越代表としてチームに貢献したい。緩急が持ち味なので上手く使って、行けと言われたところでしっかりと結果を残したい」と決意を示した。また去年に続き補強選手として2度目の都市対抗出場となる櫻吉選手は「2回目なのでチームに貢献し、勝ちにこだわりたい。持ち味の打撃で貢献したい」と力を込めた。

補強選手として初の都市対抗出場となる大川将史


昨年に続き補強選手として2度目の都市対抗出場の櫻吉宏樹

2人を送り出すバイタルネットの佐藤英司監督は「補強という貴重な体験でいい刺激をもらい、刺激を与えて、一緒に戦う気持ちを持って一生懸命やってほしい」とエールを送った。2人は30日からチーム練習に合流する。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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