【大学野球】新潟医療福祉大が地元で巻き返しへ 15日から新潟で関甲新1部春季リーグ戦

大学野球の関甲新学生野球連盟は15日から新潟市のハードオフ・エコスタジアムで1部の春季リーグ戦第3節となる3試合を開催する。新潟県内で関甲新1部の公式戦が行われるのは去年秋以来2回目で、全6校が登場し3試合を行うのは初。地元・新潟医療福祉大は2節まで終わった段階で4連敗とまだ勝ち星がないが、選手たちは「新潟で1勝を挙げて、チームに勢いをつけたい」と意気込んでいる。

13日の練習で選手に気合を入れる佐藤和也監督(右端)

◎15日の試合予定◎
<ハードオフ・エコスタジアム>
①上武大(9:00)作新学院大
新潟医療福祉大(11:30)関東学園大
③白鷗大(14:00)平成国際大

◎16日の試合予定◎
<ハードオフ・エコスタジアム>
①関東学園大(9:00)新潟医療福祉大
②平成国際大(11:30)白鷗大
③作新学院大(14:00)上武大
※1勝1敗の場合は17日に第3戦

1部昇格後、4季目のリーグ戦となる新潟医療福祉大は、第1節で王者・上武大を相手に1対2、0対10と連敗スタートとなり、第2節の白鷗大戦も0対5、2対3と連敗し、勝ち点を落とした。

佐藤和也監督はここまでの4試合について「去年秋のリーグ戦を現2、3年生中心で臨み、いい投手と対戦する経験を積んだはずだったが、ひと冬を越えて、まだ本当にいい投手を打ち崩すための準備ができていなかった。あと1本出ていればという試合が2試合あったが、その1本が出ずに負けた」と振り返る。投手については「寒さからまだ調整不足の点が多く、特に変化球の制球で苦しんだ」と分析した。

2年生の飯塚亜希彦投手(上越) 最速145㌔の直球を武器に安定感が光る

一方で明るい材料も。ここに来てエースの漆原大晟投手(3年・新潟明訓)が直球の伸びと変化球のキレを増し、安定してきた。また先発2番手の飯塚亜希彦投手(2年・上越)も「白鷗大戦の飯塚の投球はいい出来だった。安定感がある」と佐藤監督。課題である野手陣についても「あとは主軸として考えているマッカーシー(龍海鳩・2年・佐久長聖)、吾妻(光一朗・2年・小諸商)、大藪(将也・2年・上田西)に当たりが出れば」と期待を寄せる。前節で公式戦デビューした荒木陵太内野手(1年・日本文理)もここぞの場面での起用に備える。

前節の白鷗大戦で公式戦デビューした荒木陵太内野手(1年・日本文理)

大塚雅也主将(4年・上田西)は「(この4戦は)ここぞのチャンスを相手は取り、自分たちは取れず負けている。あと1点、あと1本がこのチームの課題」と話し、「(故障していた)右肩はもう大丈夫。当日はベンチに入ることのできない選手たちから応援をしてもらえる。新潟で1勝を挙げて、チームに勢いをつけたい。残り試合を全部取るつもりで臨みたい」と地元・新潟での公式戦で浮上のきっかけを掴むつもりだ。

大塚雅也主将(4年・上田西) 右肩のケガも癒え、扇の要として活躍を誓う


地元開催でスタンド応援の練習にも力が入る

新潟県内での関甲新1部のリーグ戦開催は去年秋に続き2度目。6校全部がそろってのリーグ戦は初めてとなる。佐藤監督は「大学野球界でも上位にある6校が新潟に来る。大学野球のスピード感や、少し甘ければスタンドに持って行く攻撃力、高校野球まででは見ることができない投手と打者の駆け引きを、ぜひ多くの人に見てほしい」と新潟の野球ファンや小中学・高校生の観戦を呼びかけている。なお入場は無料。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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