【中学硬式】新潟シニアが全国選抜大会に挑む 27日に初戦で昨夏Vチームと対戦

中学硬式野球の全国大会「第23回リトルシニア全国選抜大会」が25日に大阪市で開幕。新潟県からは信越第1代表として新潟シニアが出場する。昨秋の新潟ブロック新人大会、そして信越大会を強打で制した打線を武器に、全国の舞台での活躍を誓っている。新潟シニアは27日に初戦となる2回戦で関東代表で昨夏日本選手権の優勝チーム・栃木下野シニアと対戦する。

全国選抜大会で上位進出を狙う新潟シニア

新潟シニアの選抜大会出場は3年ぶり。捕手で中軸を打つ野本稜介選手(弥彦中新3年)を中心とした打線が活発で、昨秋の信越大会を制した。守ってはエース左腕の樋口唯人投手(小針中新3年)が変化球を低めに集め打たせて取る。初戦で対戦する栃木下野シニアとは昨秋の練習試合で対戦し1対0で勝利している。

中軸を打つ野本稜介選手


エース左腕の樋口唯人投手

新潟シニアの泉貴之監督は「ずっと初戦に日本一になったチームと当たっているが、何としてもそこを越えろという天の声だと思って戦いたい」と意気込む。「エースの樋口は真っすぐが速くなり、右打者の内角にも放れるようになった。外への逃げる変化球がきっちり投げられれば勝機はある」と分析する。

樋口唯人投手は「投手陣をしっかり引っ張りたい。しっかりコースに投げ打ち取りたい」と話し、河村利毅主将(巻西中2年)は「信越第1代表として恥じないプレーをしてきたい」と全国の舞台での飛躍を誓っている。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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